連年失政続きにも関わらず、その都度支持率が上がる奇跡の人、安倍首相へ。貴殿の短所は、勇気と思慮の不均衡にあり。それを是正したく思われるなら今すぐ総理大臣を辞めよ。貴殿は失敗を教訓として成長する最後の機会を与えられるだろう。
元ネタ:銀河英雄伝説

 他人の金を自分の金と思い込んでしまっている、アベよ。国民の年金を、アメリカのために使うとはどうかしているのではないか?いや、もうすでにどうかしているのであるが、バカに漬ける薬はない、というのはまさにこのこと。嘘は連発するし、迷言も連発、しまいには国会でヤジを飛ばしたり、要点を抑えていない反論をしたり。厚顔無恥とはまさにこのこと。

 リテラというニュースサイトを見れば見るほど、この国の現状がいかに荒んでいるか、ということがお分かりになるかと思います。マスコミはただの大本営発表に成り下がっているし、首相を取り巻く輩も極端な考えの持ち主ばかり。

 たとえば、NHKの偏向報道は最近始まったものではございません。

『おはよう日本』が2日間にわたって使用したというのは、27日の民主党・岡田克也代表と安倍首相のやりとり。岡田代表から後方支援の地理的制約をなくそうとしていることについて質問が行われ、安倍首相は「現実の安全保障環境に即した合理的かつ柔軟な仕組みに整理し直した。活動に参加する自衛隊員のリスクを高めることは考えていない」と答えた。これを28日の『おはよう日本』で放送するのはわかるが、問題は翌日の29日。普通ならば前日の28日に行われた国会の様子を伝えるものだが、なぜか28日の国会の模様は流さず、またしても27日の映像を流したというのだ。
安保法制でNHKの偏向ぶりが改めてヒドい! 首相の言い分だけ強調しヤジ問題はスルー
 これは、28日辻本清美議員に対し「はやく質問しろよ」とヤジを飛ばした日なのです。その部分をまるまるカットし、アベに対して有利な印象を植え付けようというNHKの魂胆がうかがえます。また、安保法制に対するデモもやはりカットしております。

 これだけではない。今月14日に国会前に約2万5000人が集まった「安保法案反対」のデモについても、TBS『Nスタ』はトップで報道したほか、テレビ朝日『報道ステーションSUNDAY』もデモの模様を伝えたが、『NHKニュース7』と翌朝の『おはよう日本』は無視。香港で行われたデモはきちんと取り上げていたのに、である。
 もちろん、NHKだけではありません。富裕層の味方であり、政権御用新聞の一つ、読売新聞も同様のことを行っております。読売新聞は、パナマ文書に対して以下のような説明をしております。

 〈読売新聞は、「パナマ文書」に記載されている日本の企業や一般個人を、現時点では匿名で報道します。〉
〈各国の税制は異なり、日本の企業や一般個人がタックスヘイブンを利用していても、国内で適正に納税していれば、税法上、問題視することはできません。〉
読売新聞が「パナマ文書」日本企業をすべて匿名、モザイクに! 大企業に媚びる御用体質にネットでも非難殺到
 要するに、「広告業者の締め付けが怖いし、会社の収益が減るから、パナマ文書に乗っている名前は教えません」といってるようなものである。国民の知る権利なぞ知ったことではなく、自分たちの利益が優先。彼らは、富裕層が税金逃れしているせいで、いかに国民が貧困に苦しんでいるかが、わからないのです。

 ネトウヨ諸君もいい加減マスコミの大本営発表をうのみにするのは、やめるべきではないか?彼らの言い分を批判をせず、検証もせず丸のみすることによって、自分たちの首を絞めていることがわからないのか。だからこそ、政権批判をするツイッターや有名人にたいし炎上行為をしているのだろうが。ここまでくると、本当にアメリカのCIA工作員と邪推してしまうのである。